元双葉町長の井戸川克隆氏が県知事選に立候補している。
この人の面の皮の厚さには呆れたものだ。いや~ご立派。
元々福島第一原子力発電所は日本で初めて建設された原子力発電所で GE 製。
その原子炉可動保障期間は40年で、平成17年に廃炉が予定されていた。
福島第一原子力発電所は建設当時から日本初に加えて米国製ということで地震の多い日本に適しているかどうかが危惧されていた。
それをきちんと放射能漏れの有無の検査をせずに、補助金ほしさに可動継続を陳情し、第一・第二原子炉が不完全なプルサーマル方式で無理矢理稼働させることになった張本人である。そんないい加減な陳状に載った東電・日本政府にも責任があることは否定しないが、現在は民主党に所属する大物政治家に強力な陳情を行い続けた。謂わば震災被害を拡大させた張本人の一人である。
その結果は世界中の誰もが承知の通りである。
それに対して同じ双葉郡でも楢葉町にある第二発電所は町長の方針として度々放射能漏れの検査を行ってきた。結果約40Km 離れているとは言えあの大地震の中でも放射能漏れは生じていない。
元々、広島・長崎に原子爆弾を落とされているために日本人には原子力を忌避する傾向が強い。
お陰で原発の稼働反対、自然エネルギー、再生可能エネルギーの利用と『放射能ではなく放射脳汚染』の所有者達が騒いでいる。
しかし日本で太陽光や風力発電では電力の安定供給は不可能だろう。
この国では、言論の自由は保障されている ? から、何を言おうと自由だが『電気供給』は大量に安定した供給が出来ない限り事業として成り立つ以前にインフラとしては不適切である。
あえて考えるなら国立自然法を改定して地熱発電所を出来る限り景観を損なわないように建設する事だろう(アイスランドでは成功している。しかも、発電に利用した余熱を利用してリゾートとしても運用している)。
ヘトリスヘイジ発電所
発電に必要なエネルギー源の大半を輸入に頼っている日本では、現時点では地熱発電と原子力発電・水力発電にしか将来はないと考えている。