以前極めて横暴な助教授の下で働いたことがある。
典型的な東大病患者で東大出身に有らずんば人にあらずという態度を隠しもしない。
医局で堂々と研修医や、助手、気に入らない医師、怪我や病気をした医師に対して「お前らディスポだから嫌なら(使えないなら)さっさと消えろ。」との暴言を吐くのは日常茶飯事。
定時手術の際に非番の看護師の中からお気に入りの者を手術終了予定時間に呼んでおいて、患者さんが麻酔から覚める前にテニスへ行ってしまい、酒を飲んで酒気帯び運転で病院へ寝に戻ってくる。当然術後の説明は他人任せ。とやりたい放題。
失敗した手術記載は改ざんし、術後管理が悪いと当直医を罵倒しまくる。その上全てのインスリン製剤は1ccが1単位だと誤解していて、患者さんに20倍量を投与して危うく低血糖ショックで死亡させかける。自分では救命処置が出来ずに、救命した医師とオーダーを出した医師を処方の書き方が悪いと罵倒し半生欠片らも見せない。
当然各種メーカーと癒着し、ゴルフの会員権や有名ディスコの VIP 会費も払わせていた。
流石に教授選では破れてしまったが、いつの間にか公的病院の院長に収まり、某出版社の一連の医学入門書シリーズの監修者になる事が可能。
最近は『患者様優先の医療の実践』なんて講演をあちらこちらで行っている。
某学会のプログラムでその事実を確認したときには人生観が360°変わってしまうようなショックを受けた。
恐るべきは東大閥である。